GROUNDWATER
水道を残したまま、
水源をもう1本持つ。
敷地の地下にある水を汲み上げ、水道水の基準まで浄水処理をして、施設の給水に使います。井戸も浄水設備も当社の負担で、水道の契約はそのまま。導入できる施設かどうかは、無料の診断で先に確かめられます。
WELL WATER
導入後、受水槽に入る水のうち井戸水が占める割合。施設の使用量と配管の系統で変わります。
WATER QUALITY
水道法の水質基準。契約期間を通じて、処理水の水質と水量を確保します。
MONITORING
濁度・pH・残留塩素濃度と設備の稼働状況を、遠方監視装置で連続監視します。
水道を止めるのではなく、水源をもう1本つくる。
地下水飲料化は、水道を解約して井戸水に切り替えるものではありません。水道はそのまま残したうえで、敷地内にもう1本の水源をつくる仕組みです。浄水処理設備の点検時や異常時のバックアップのため、水道局との契約は従来どおり継続していただきます。
導入後、受水槽に入る水の内訳は井戸水が50〜90%、水道水が50〜10%になります。施設の使用量と給水配管の系統によって、この比率は変わります。
WATER SOURCE 受水槽に入る水
いま
導入後
50〜90%
50〜10%
導入後の比率は、施設の使用量と給水配管の系統で変わります。図の幅は目安です。
1本の井戸で、4つが同時に手に入る。
地下水飲料化は、水道代の対策でも、災害対策でもあります。同じ1本の井戸と浄水設備が、平時と非常時の両方で働きます。
水道代が下がる
地下水に置き換えた分の水の単価を、水道局の従量単価より約1割安く設定しています。水道局の基本料金は従来どおり残ります。
断水しても水が出る
水道管が断水しても、地下水側は動き続けます。施設の水源が2本になります。
設備投資がいらない
調査・井戸の掘削・浄水設備・維持管理まで、費用は当社が負担します。設備は当社の資産です。
地域に水を出せる
屋外に給水栓を設ければ、断水した地域の住民へ水を出す拠点になれます。
水道と地下水、2つの系統で給水する。
地下水の設備は、水道の系統と並列に置きます。ふだんは浄化処理水が受水槽へ入り、浄水処理設備に異常が発生した場合は、水道水が自動でバックアップします。施設の側で操作は要りません。
水道水
解約しません。使用水量の50〜10%
敷地内の深井戸
不透水層の2〜3層下・約100m
浄水処理設備
除鉄・除マンガン/活性炭/膜ろ過/軟水器
24時間の遠隔監視
濁度・pH・残留塩素・稼働状況
切替バルブ
異常時は水道が自動でバックアップ
受水槽
井水は使用水量の50〜90%
施設へ
飲料水・雑用水
水道水
解約しません。使用水量の50〜10%
敷地内の深井戸
不透水層の2〜3層下・約100m
浄水処理設備
除鉄・除マンガン/活性炭/膜ろ過/軟水器
24時間の遠隔監視
濁度・pH・残留塩素・稼働状況
切替バルブ
異常時は水道が自動でバックアップ
受水槽
井水は使用水量の50〜90%
施設へ
飲料水・雑用水
水道水メータと浄化処理水メータは別に設けます。井戸・浄化処理プラント・配管は当社が設置し、所有します。
だから、断水しても水が出る
水道管が断水しても、地下水側は動き続けます。東日本大震災のときは、この設備を導入していたある病院で、非常用電源により井戸と浄水処理プラントを稼働させ、数日間、病院のすべての飲用水・医療用水を井戸浄化処理水でまかなった実例があります。
水道だけの施設と、何が変わるのか。
変わるのは、水源の数と、水の単価と、設備の持ち方です。施設の中の給水の仕組みや、蛇口から先の使い方は変わりません。
水道だけ
水道の1本
地下水を併用
水道と敷地内の井戸の2本
水道だけ
受水槽に貯めた分と、給水車が頼り
地下水を併用
井戸側が動き続け、受水槽へ給水を続ける
水道だけ
水道局の従量単価
地下水を併用
置き換えた分は、水道局の従量単価より約1割安い
水道だけ
―
地下水を併用
0円。井戸も浄水設備も当社が負担し、所有する
水道だけ
水道局
地下水を併用
当社が24時間監視。毎日の検査(色・濁り・残留塩素)は導入企業
比率・単価・置き換えられる範囲は、施設の使用量と給水配管の系統で変わります。
地下から蛇口まで、3つの工程。
汲み上げて、浄水して、受水槽へ送る。やっていることは水道と同じで、水源が敷地の真下にあるという点だけが違います。
STEP 1
深井戸から汲み上げる
不透水層を2〜3層掘り下げた、深さ約100メートルの深井戸から揚水します。深さは地質状況によって変わります。
STEP 2
水質に合わせて浄水する
除鉄・除マンガン、活性炭、膜ろ過、軟水器から、井戸の水質と利用目的に合う設備を組み合わせます。
STEP 3
受水槽へ送る
浄化処理水を受水槽へ送り、いまの給水配管のまま施設で使います。異常時は水道水が自動でバックアップします。
なぜ、深く掘るのか。
掘るのは、不透水層を2〜3層掘り下げた深井戸です。深さは約100メートル。地質状況によって変わります。
井戸水は、そのままでは飲めません。
汲み上げた地下水は、井戸の水質に応じた浄水処理設備を通します。設備の構成は、水質と利用目的によって決めます。
深井戸
不透水層の2〜3層下・約100m
原水槽
除鉄・除マンガンろ過
活性炭ろ過
匂い・有機物を吸着
軟水器
硬度を軽減
膜ろ過
MF/UF/RO膜
受水槽
施設の給水系統へ
※ クリプトスポリジウムは、塩素消毒では死滅せず、集団下痢を起こす恐れがある病原性原虫(約5マイクロメートル)です。膜ろ過で物理的に除去します。
FREE CHECK
あなたの施設の地下から、
飲める水が取れるか。
導入できるかどうかは、水道の使用量と受水槽の状況でおおよそ決まります。掘る前に、まず数字で判定します。
- 判定の費用は0円
- 水道の使用量と受水槽の状況だけで判定できます(おおよそで可)
- 掘って水が出なければ、調査の費用は請求しません
水質は、誰がどう保証するのか。
法規制は、どう守られるのか。
地下水採水規制
地方自治体が地下水採水に関する規制条例を制定している場合は、これを遵守します。条例が制定されていない場合でも、地下水の状況と地質を十分に考慮し、揚水試験の結果を尊重して適正な揚水を行います。
水道法(専用水道)
本サービスで供給する浄化処理水は、水道法に定める「専用水道」にあたります。専用水道の設置者は導入企業となり、水道法では設置者が「水道技術管理者」を置くことと定められています。
全国66地点で、いま動いている仕組みです。
地下水飲料化は、新しい試みではありません。北海道から九州まで、病院・自治体・空港・大学・商業施設・工場で稼働しています。水の使い方が違う施設でも、同じ仕組みで水源をもう1本持っています。
全国で稼働している地点の数(令和7年4月現在)
病院・自治体・空港・大学・商業施設・工場
施設1件あたりの年間供給量の幅
仕組みについて、よくある質問。
Q水道は解約するのですか
いいえ。浄水処理設備の点検時や異常時のバックアップのため、水道局との契約は従来どおり継続していただきます。
Q井戸水の鉄分や匂いは残りませんか
除鉄・除マンガン濾過装置で鉄とマンガンを、活性炭濾過装置で匂いの成分と有機物質を除きます。設備の構成は、井戸の水質に応じて決めます。
Q毎日の水質検査は、誰が行うのですか
水道法第20条に定める水質検査のうち、毎日の検査(色・濁り・残留塩素濃度の確認)は導入企業にお願いしています。設備の機能の維持と24時間の監視は当社が行います。
Q使えるようになるまで、どれくらいかかりますか
仮契約から給水開始まで、最短で9ヶ月です。地下水の水質や揚水試験、関係官庁との協議によって、数ヶ月程度延びる場合があります。
まず、導入できる施設かを確認します。
水道の使用量と受水槽の状況をお知らせいただければ、こちらで判定します。当てはまらない場合はその旨をお伝えします。
導入できるか診断するご相談の段階で費用は発生しません。